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2014年8月28日 (木)

落車の科学

二輪車(自転車もモーターサイクルも)は操縦者が絶妙なコントロールでバランスを
取りながら走っている訳ではなくて、たとえば車体が左に傾いたらハンドルが左に切れて
車体が起き上がる。右に傾いたらハンドルは右に切れて車体が起きる。
この「起きる」時に駆動力だのバランスだのが関わってくるんだけど、今回それは
置いといて。

つまり、まっすぐ走っているつもりでも、実は非常に小さく、左右に蛇行しながら走って
いる、という事。(特にペダリングの影響が大きい自転車)
この「蛇行」をスムーズに行う為にキャスターだのトレールだの複雑な数値が与えられて
います。
ヘッドのベアリングも然り。これが渋いとコーナーリングどころか直線安定性も悪く
なっちゃうから不思議。
ちなみにステアリング機能を持たない二輪車は走れないがかりでなく、スタートも
出来ないそうだ。(そんな実験はしないだろうけど、たとえばヘッドベアリングがサビついて
固着してる場合、坂道をまっすぐに下ってくる、なんてことは出来ない)

そんな訳で、この超微弱なステアリング機能が損なわれるとバランスを失って
転倒します。
レースなんかで、前車のリアタイヤにハスったり、ハンドルバーが接触したりすると
落車するのがコレ。車体、体が接触してもそれほど影響ないのにね。

道路の縦溝なんかでハンドル取られて転びそうになるのも同じ。一瞬、ステアリングが
機能しなくなるのだ。
今回、コレをやってしまった。
道路と歩道の舗装の継ぎ目(延々と数キロに渡ってあった)で、ヨタついて左側へ。
もうちょっと幅があれば立て直せたんだけど、運悪く歩道の縁石が、、、。
落車はしなかったんだけど、結局、クランクを縁石にこすりつける形で接触。
後から見たら、タイヤ側面、クランク根元、クイックリリースがゾリゾリ。
普通ならそれで終わりだが、運悪くカーボンクランクだった為、かなり傷が深い。
衝撃でバリっと逝ったのか、その後のペダリングの力でキシんで悪化したのかは不明。

Pict8741

見た目、たいした事ないが、細いドライバー等で刺してみるとかなり深くまで粉末。
これだからカーボンは怖いな~。
基本的にレース用の軽量パーツは必要ギリギリの強度しか無いはず。
だからこれくらいダメージ負うともうダメだろうね。
自分的にはこれは遠乗り用のツーリング車的扱いなので、特にダメだな。
200キロ彼方でクランク破損なんてシャレにならん。
次は金属製のクランクでいきます。

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コメント

あの態勢で転倒しないバランス感覚は見事!の一言です。
感動しました。
クランク残念ですね。

投稿: ショウ | 2014年8月29日 (金) 18時42分

ケガするの嫌なので、必死で踏ん張りました(笑)

投稿: 木人工藤 | 2014年9月 1日 (月) 20時35分

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